■4.LiveMakerの誘惑■
ええとですね。
散々っぱらNscripterとゆーといてですね。
ここにきていきなりLiveMakerもイイな、とか思いだしてしまいました。LiveMakerとは、Nscripterや吉里吉里同様、ADVを作るツールなんですけれども。Nscripter・吉里吉里と比べると、知名度はもう一つかもしれません。でも知ってる人は知ってるんじゃないかな。
なんでいきなりLiveMakerかというと。
「ずろうの棲処」というLiveMaker製のフリーゲームに腰が砕けたからです。
すごいんですよ、この作品。もう、サウンドノベルという枠を越えて、アニメです。グリングリン動く動く。演出が神業。ずろう、すごいよ、ずろう。後編が楽しみですな。未プレイの人は是非。ホラーですが。容量90Mですが。完結してませんが。で、自分もこんなアニメ作品をつくってみたいなと、あっさり影響されたわけです。
が、しかし。
新しいツールを覚えるのは、ちと大変。せっかくシスカマ築いたNscripterを捨てるのも惜しい。
そしてなんといっても、LiveMakerにすると容量がとんでもなく膨れ上がる。
どうやらLiveMaker、画像は独自形式のものを使うようなのですが、まあBMPみたいなものらしい。はい、BMPは一番容量でかいです。少しは圧縮できるみたいだけど、jpgに比べると……。アニメばりの演出はすごい魅力なんですけどね……
ダウンロード販売のシェアで、容量数百MBなんて、体験版すらDLしてもらえなさそう。ブロードバンドの人はともかく、ナローの人は完全に切り捨てですね。どうしようかなー。
Nscripterならサイズも動作も軽くて、ユーザーの負担は少ないんだけどなあ。
LiveMakerやってみたいけど、そんなアクションのあるシナリオじゃないしなあ。演出に凝るよりもシナリオに凝ったほうが良いんだろうし。プレイヤーとしては、どちらがいいですか。
定評があって動作が軽いNscripterか。
アニメ級の演出が楽しめるけれども、激重で聞き慣れないLiveMakerか。迷うなあ。
今更にツールに迷いながら、シナリオは止まったまま。
シナリオを完成させろ。話はそれからだ。という声が聞こえてきそうです。