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■6.魔法の呪文numalias■


dydy は じゅもん を おぼえた
numalias が つかえる ように なった

はい、昔のRPG風に始めてみました。
勉強する時って、脳内で自分を勇者かなんかにして、何か一つ覚えるたびに
「××は○○をおぼえた! レベルがひとつあがった!」とかして遊びませんでしたか?

さておき、numaliasです。

Nscripterでゲームを作らない人には、何のこっちゃ分からんと思うんですが、私もよく分かりません。
Nscripter解説書とかサンプルスクリプトとか見てるとよく出てくる呪文です。
どうやら、変数に名前をつける呪文らしいです。(変数って何? って人は、次いっちゃってください)

最初、私はこの呪文、キライでした。変数に名前つけるだけなら、あんまり意味がないなと。日本語ならまだしも、半角英数字のフラグ名なんて、かえってややこしいだけではないかと。

%0を%heroine_loveと呼ぶよりも、最初から%0は%0でよろし。変数の少ないゲームを作っていた時はそう思ってたんですが。

シスカマをかますと、システムまわりでやたら変数使うんですよ。すると、%0や%1といった固定変数では、だんだん管理が難しくなってくるんですな。変数が重複したり、システム回りをちょっといじるだけでもいちいち変数番号を書き直したり。当然、バグも発生しやすくなります。

けれど、魔法の呪文numaliasを唱えて、変数に名前をつけてその都度変数番号を+1していけば、変数の重複も防げるし変更の手間もぐっと楽になる。

mov %0,1;……変数%0に1を代入
numalias aaa,%0;……%0(%0=1)をaaaと命名
inc %0;……%0に1をプラス(1+1で%0に2が入った)
numalias bbb,%0;……%0(%0=2)をbbbと命名

てな具合に、まるで点呼を取るように、変数番号を+1して名前を付けていく。
今までは「え〜と、%3はもう使ってるから、%4……」といちいち空いてる番号探したりしてたもんですが、
numalias使えばそんな手間も不要。

「点呼ォ!」
「1番! aaa!」
「おっしゃ、次!」
「2番! bbb!」

……て感じですね。スクリプト書きながら、軍曹気分が味わえます。


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